出産翌日 尿検査と体重測定
出産翌日の朝は尿検査と体重測定があり、そのために部屋のトイレではなく、1つ下の階まで行く必要がありました。
起き上がることさえ息も絶え絶えで、立ち上がると息が苦しく、歩くのは少しずつゆっくりなので、ベッドから起き上がるところから戻ってくるまで30分くらいかかりました。
悪露のため尿検査はほとんど血液で真っ赤で、体重は出産前日と比べて4.5キロ減っていました。
母子同室開始
部屋に戻ると先生の回診があり、朝ごはんを食べて横になっていると、助産師さんがベビーちゃんです〜と連れて来てくれました。
オムツ替えの練習
そこから赤ちゃんのお世話の基本を教えてもらい、オムツ替えから始まりました。
母乳マッサージ
出産翌日にはまだ母乳は出ていないので、助産師さんにマッサージをしてもらいました。
乳首の先に溜まったカスや汚れを清浄綿で拭き、乳輪をマッサージすることで黄色い初乳が数滴出てきました。
基本的に母乳がしっかりと出るまでは混合またはミルクになりますが、ミルクの前に必ず両胸5分ずつくらいは赤ちゃんにおっぱいを吸わせることで母乳が開通するようになるそうです。
大体産後2〜3日で母乳が出るようになる人が多いようです。
入院中は母乳を吸わせる前に赤ちゃんの体重を量り、母乳を吸わせたらまた量り、その差でどのくらい母乳が出ているかを見るということでした。
ミルクの作り方
そのあとはミルクの作り方を教えてもらいました。
ミルクの量は産後1日目で20ml、その後は毎日10mlずつ増やすそうです。
ミルクは高栄養で腹持ちがよく、3時間に1回ほどの哺乳で済みますが、母乳は腹持ちが悪く濃さや出る量もそれぞれなので、1時間ほどでお腹が空いてしまうこともあるそうです。
育児記録
入院中の母子同室では、基本的にオムツ替え、母乳、ミルクを3時間おきに繰り返していき、その都度おしっこやうんちが出たかどうか、ミルクをどのくらい飲んだかを記録していきました。
出産した産院では、7時ごろ〜21時までの日中のみ母子同室で、夜間はナースステーションに預けてゆっくり寝ることができたので、産後すぐの体力を消耗した状態のママにはとても優しかったです。
栄養指導
午後にはほかのママさんたちと一緒に管理栄養士さんによる栄養指導があり、産後の食事や母乳に必要な栄養のことなどを教えてもらいました。
会陰切開の傷が痛く、円座クッションがないとちゃんと座れない状態だったので、話を聞いている時間は少しつらかったです。
久しぶりの熟睡
妊娠中から頻尿に悩まされていたことと、臨月にはお腹の重さであまり眠れなかったのですが、その夜は数ヶ月ぶりに7時間以上ぐっすりと眠ることができ、出産した実感が湧きました。